地域:ホンジュラス ラ・パス県 チナクラ地区
生産者:マリサベル・カバジェロ・ガルシア
品種:カツアイ
生産処理方法:セミアナエロビックNatural
焙煎度合:中煎りよりの浅煎り
ホンジュラスの名門農園『エルプエンテ』
その中でも処理が少し特殊なセミアナエロビックのものを取り寄せました。
アナエロビックのものは個性が強すぎて普段使いするには向いていない印象がありますが
このコーヒーは、調和が取れていて飲み疲れない印象です。
ワイニー、ぶどう、ドライフルーツ、クリーミー、甘い余韻
セミアナエロビックについて
コーヒーチェリーの収穫後、プラスチックバックにいれて72時間保管。その後20~25日かけてゆっくりとベッドやパティオで乾燥。コーヒーの水分含有量が9.5~10.5%程度であることを確認し乾燥を終了させます。
以下、業者さんの農園紹介を引用。
エルプエンテ農園はスペシャルティコーヒーの最も権威ある国際競技会、カップオブエクセレンス(COE)において、2016年のホンジュラス大会で優勝した農園です。
4代続く名門農園で幼少から生産に携わり、農園主になったマリサベル氏。手間を惜しまず、愛情をこめて丁寧に育てられたコーヒーは、果実由来の華やかさがありながらも美しい酸味を感じます。農園主のマリサベル氏はCOE優勝後も日々コーヒーに真摯に向き合っており、農園の土に合った品種の選定や、コーヒーの特徴をより引き出す精製方法の研究などコーヒーの品質向上に積極的に挑戦しています。
また、農園技師である夫のモイセスさんは農園の状態や加工のプロセスなど細かなところまで気を配っており、ご夫婦で支え合いながら農園を切り盛りしています。
農園のクオリティコントロール
エルプエンテでは農園での栽培・収穫からミルでの精製、そして出荷にかけてひとつひとつの工程で最善とも呼べるクオリティコントロールを行っています。
農園での病害虫対策ではフィールドサニテーションを徹底します。殺虫剤を使わず、人件費が高くついても人を投入し、一粒でも地面に落ちているチェリーを取り除き被害拡大を防ぐ努力がなされています。
エルプエンテ農園で作られるコーヒーの75%が84点以上、20%が82~84点未満、82点以下は全体の5%にとどまり、これら82点以下のコーヒーは輸出されず国内消費に回されます。